● どろろ
監 督 :塩田明彦
出 演 :妻夫木聡、柴咲コウ、瑛太、原田芳雄、中井貴一、原田美枝子、中村嘉葎雄、土屋アンナ、劇団ひとり、
ジャンル:アクション
2006年 日本
注)以下、ネタバレだらけです!
【あらすじ】
戦国の世、醍醐景光(中井貴一)はその野望をかなえる為、生まれてくる我が子を魔物に差し出します。
魔物48体にそれぞれ体を奪われた赤ん坊は川に流され死ぬはずでしたが、呪医師:寿海(原田芳雄)に拾われ義手などをつけてもらうのです。
長じた彼は魔物を殺して自分の体を取り戻す旅にでます。
とある酒場で彼が魔物を討つところを目撃したコソ泥が彼の左手に仕込まれた妖刀に目を付けてついてきます。
コソ泥に名を聞かれた時に彼が適当に言った中からコソ泥は、彼の名用に「百鬼丸」(妻夫木聡)、自分は「どろろ」(柴咲コウ)をとるのです。
百鬼丸とどろろは2人で魔物を討つ旅を続けるうちに不思議な友情でむすばれます。
そして、ついに百鬼丸は自分の本当の親と対峙しなければならないのです。
【感想】
手塚治虫原作ですね。
私は原作漫画を部分的に読んでいるような気がしますが、ちゃんと終わったっけな〜?
どろろはもっと子供だったような まあ、原作とは違うかもね。
若い妻夫木聡。
哀愁のある、なかなかいい男!
昔は「COM」とか「ガロ」なんてのがあって、白土三平や山田紫とか … 今、どうしてるんでしょ!
私は手塚治虫の画風は嫌いでしたが、結局は彼の作品を読んでいるのです。
どうしても認めずにはいられない才能を持っていたのでしょう。
それはともかく、手間をかけた、豪華な出演者の、まあまあ面白い作品ですよ。
2019.05. ................ 傑作映画館の目次ページへ